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infrastructure&platform.md

File metadata and controls

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ダッシュボード

Play with Instana を開くと、以下のような画面が表示されます。
エージェントを追加構成することができない、変更ができないなどをのぞけば、実際のInstanaと同様の画面です。
製品ではコンソールは日本語で提供されています(日本語だけでなく、英語、中国語(繁体、簡体)など数カ国語で提供されています)。
英語のガイド(Get Started)が左下に表示されていますので、そちらをやって頂いてもいいですが、一旦閉じておきましょう。
image

左のメニューにあるように Instanaでは、Infrastructure から、Platform、アプリケーション さらには Web Site & Mobile Apps (エンドユーザー・モニタリング)まで多様な環境を見ていくことが可能です。 image

このサンドボック環境で IBM Instana Observability を、順に見ていきましょう。
まず 取得した各種メトリックが統合されている Infrastructure & Platform の足回りから見ていきます。
なお、このサンドボックス環境は実際にバックエンドで動いていて、擬似的に問題も発生させている環境ですので、開いたタイミングによって 表示される内容や発生するエラーは異なりますので、ご留意ください。


Infrastructure

  1. インフラストラクチャでは、エージェントが導入されている各ホスト・ノードが 一元化されて把握できるようになっています。
    エージェントには、ゾーンを関連づけ、カスタマイズすることもできるので、クラウドのゾーンだけでなく、東京データセンター、大阪災体データセンターなど、自由に関連付けて管理することが可能です。   image

  2. 上の Comparison Table をクリックすると、一覧表示で、ホストや各種コンテナーをリストアップできます。再び Mapに戻ります。     image

  3. 色が付いているブロックがあれば、そこは問題が発生している環境です(環境のタイミングによって、存在するとはかぎりません)。例えば、上の黄色のブロックは TCP再送が永久に繰り返されてノード自体の問題が疑われるノードです。 image

  4. hmadisonk8sdemo は、Kubernetes環境のノードです。クリックすると、そのノードで検知されているテクノロジーのスタックが表示されます。
    左にはそのノードの詳細が表示されます。ホスト名から分かるように gkeで稼働するKubernetesの WorkerNodeです。 image

  5. ノード情報の下の方には、そのノードで稼働する各種サービスのスタックが表示されています。それそれリンクになっていますので、検知されたサービスのダッシュボードへと飛ぶことも可能です。 image

  6. ノード情報の上の方にある 緑色の Open Dashboard の画面を開きます。ノードのリソースの詳細情報が確認できます。
    CPUやメモリの利用量から、Open Files数、File Systemの情報、ネットワークのアクティビティなど、基盤的な情報を確認することができます。メトリックは1秒単位の高精細なデータで、スパイクを見逃しません。 image

  7. 上の Stackタブをクリックすると、このノードで稼働している アプリケーションやKubernetesのスタックの情報が確認できます。 image


Platform

  1. つぎにアプリケーションが稼働するプラットフォームを見ていきましょう。KubernetesやCloudFoundry、この環境には表示されていませんが vSphereや PowerVM の情報も見ていくことが可能です。 image

  2. ひとつ定義されている public-demo-cluster が確認できます。右端のHealthはグリーンで大きな問題はないようですね。
    public-demo-cluster のリンクをクリックして、見ていきましょう。 image

  3. 各クラスター全体のダッシュボードが開きます。
    CPUやメモリーなどのリソース状況、利用状況上位のノードや名前空間のリストがあります。 image

  4. 先程と同様、メニューの Stackをクリックすると、このクラスターに関係する アプリケーションやInfrastructure の情報がリストされて表示されます。 image

  5. Kubernetesの各種リソースがタブとして整理されていますので、確認してみてください。
    とくに Pod のタブでは、リソースの Requests/Limitsの値をグラフィカルに表示することもできますので、どの名前空間のPodがリソースを消費する設定となっているかなど確認することができます。 image

  6. 気になる Podがあれば、その Podの情報をクリックすることで、Podのダッシュボードに移動し、実際のリソース利用状況などを確認できます。 image


【参考】
このPlayWithInstanaのサンドボックス環境には含まれていませんが、製品版では Open Betaのステータスで Kubernetesの各コンテナの出力するログ・メッセージをInstanaで集約表示する Kubernetes Logging 機能を提供しています。 クラスター、名前空間、Pod、コンテナーの各レベルにおいて、ログ・メッセージを表示することが可能です。また解析機能を使って、サービスごとにまとめて表示するなど、Kubernetes/OpenShift環境での問題判別が加速する機能ですね。GAして早くお届けできることを楽しみにしています。 image image


これで Infrastructure & Platform の確認は終わりです。
様々な環境に関わるリソース情報が整理され、それぞれ関連付けられて、コンソールに統合されていることが理解頂けたと思います。
次にトレースとログの解析結果を可視化している Application を見ていきたいと思います。